K18とK24の違いは「金の純度」
K18とK24の違いは、その製品に含まれている金の純度です。K24は純金に近い状態を指し、K18は全体を24としたときに18の割合が金で、残りの6の部分には銀や銅などの他の金属が混ぜられています。つまり、同じ「金」と呼ばれるものでも、K24のほうが金そのものの割合が高く、K18は他の金属が加えられた合金だということになります。
「K」はカラット(karat)の頭文字で、金の純度を24分率で表す単位です。宝石の重さを表すカラット(carat)とは別のものなので、混同しないようにしてください。K18なら18/24、K24なら24/24という読み方になり、数字が大きいほど金の割合が高いと考えればわかりやすいでしょう。
この違いは見た目にも表れます。一般的にK24は黄色みが強く、K18は混ぜられた金属の種類によって色合いが変わります。ただし色だけで純度を判断することはできないため、まずは刻印を確認するのが基本です。
刻印はどこにあり、どう読むのか
刻印が打たれている位置
金製品の刻印は、普段は目に入りにくい場所に小さく打たれていることがほとんどです。リングであれば内側、ネックレスやブレスレットであれば留め具の近くや端のプレート部分、ピアスであればポスト(軸)や裏側に打たれていることが多くあります。文字が非常に小さいため、明るい場所で確認するか、拡大鏡を使うと読み取りやすくなります。
数字だけの表記もある
刻印は「K18」「K24」といった形式だけでなく、「750」「999」のように3桁の数字で表記されていることもあります。これは金の含有率を1000分率で示したもので、750はK18、999はK24におおよそ対応します。海外で製造された製品ではこの数字表記が使われていることが多く、「K」の文字がないからといって金ではないとは限りません。
刻印が見つからない場合
長年身につけていた品物では、刻印が摩耗して読み取れなくなっていることがあります。また、修理の際に刻印部分が失われているケースもあります。刻印が確認できないからといって価値がないと決めつける必要はなく、そうした品物についても状態を確認したうえで判断することになります。ご自身で無理に削ったり磨いたりすると品物を傷める可能性があるため、そのままの状態でご相談いただくのが安全です。
K18とK24、それぞれの性質の違い
K24は柔らかく、変形しやすい
金は本来とても柔らかい金属です。そのためK24は、日常的に身につけるアクセサリーとしては変形しやすいという性質があります。インゴット(金の延べ棒)や記念コイン、仏具、贈答用の小判など、形を保ったまま保管される品物にK24が使われることが多いのはこのためです。
K18は強度を持たせるための合金
一方のK18は、金に他の金属を混ぜることで硬さと耐久性を持たせています。指輪やネックレス、腕時計のケースなど、日常的に使用されるジュエリーにK18が広く使われているのは、傷や変形に対して比較的強いためです。「純度が高いほど優れている」という単純な話ではなく、用途に合わせて使い分けられていると考えるとわかりやすいでしょう。
色の違いは混ぜる金属による
K18には、混ぜる金属の組み合わせによって色の異なるバリエーションがあります。銀と銅を中心に配合したものが一般的なイエローゴールド、銅の割合を高めたものがピンクゴールドやローズゴールド、パラジウムなどを配合して白く仕上げたものがホワイトゴールドと呼ばれます。色が違っても、金の割合が18/24であるという点は共通しています。
混同しやすい刻印に注意する
GP・GF・GEPなどの表記
「K18GP」「18KGP」のように、数字のあとにアルファベットが続く刻印があります。GPはゴールドプレート(金メッキ)、GFはゴールドフィルド(金張り)、GEPは電気メッキを意味する表記で、いずれも土台となる別の金属の表面に金の層を施したものです。K18そのものとは性質が大きく異なるため、刻印を読むときはアルファベットの有無まで確認する必要があります。
K18WG・K18YG・K18PGの見方
K18のあとに続くWG・YG・PGは、先に触れた色の種類を示す記号です。WGはホワイトゴールド、YGはイエローゴールド、PGはピンクゴールドを指します。これらはメッキを意味するものではなく、K18の中での色の違いを表しています。同じK18でも表記が複数あるのはこのためです。
Pt(プラチナ)との違い
「Pt900」「Pt850」といった刻印はプラチナを示すもので、金とは別の貴金属です。見た目が銀白色であるため、ホワイトゴールドとプラチナを取り違えているケースも少なくありません。どちらも貴金属として査定の対象になりますが、素材そのものが異なるため、刻印で区別することになります。
査定のときに確認されること
刻印と素材の確認
金製品の査定では、まず刻印を確認し、それが実際の素材と合っているかを調べます。刻印はあくまで表示であり、摩耗や過去の修理などで実態と一致しないこともあるためです。このため、刻印の確認だけで完結するのではなく、品物そのものの状態を見たうえで判断していくことになります。
重さと状態
金製品は純度に加えて、どれだけの量があるかも確認されます。あわせて、破損の有無、石が留められているか、他の素材と組み合わされているかといった点も確認の対象です。たとえば宝石があしらわれたリングや、革ベルトと組み合わされた時計のように、金以外の部分を含む品物では、確認すべき箇所が増えます。
付属品の有無
箱や保証書、購入時の書類などが残っている場合は、品物と一緒にお持ちいただくか、出張買取の際にお見せいただけると確認がスムーズです。付属品がなくても査定のご相談自体は可能ですが、あるものは揃えておいたほうが手間が少なくて済みます。
なお、金や貴金属の評価の基準となる価格は日々変動するものです。そのため、この記事の中で具体的な金額や現在の水準をお伝えすることはできません。査定額は品物ごとに異なりますので、実際の数字については品物を確認したうえでのご案内となります。
売却を考える前にしておくとよいこと
刻印を控えておく
手元の品物にどのような刻印があるかをメモしておくと、相談の際に話が進めやすくなります。「K18」「750」「K18WG」といった表記をそのまま書き留めておくだけで十分です。読み取れない場合は、無理をせず「刻印が見えない」とお伝えいただければ問題ありません。
無理に手入れをしない
汚れが気になるからと研磨剤で強く磨くと、表面に傷が入ったり、刻印が削れてしまったりすることがあります。柔らかい布で軽く拭く程度にとどめ、状態を変えずにお持ちいただくことをおすすめします。古い品物や使用感のある品物でも、まず状態を確認するところから始めます。
まとめて確認してもらう
片方だけになったピアス、切れてしまったネックレス、使わなくなった指輪など、種類の違うものが引き出しにまとまって眠っていることもあります。純度がばらばらでも、それぞれを確認していくことになりますので、分けて考えず一度にご相談いただいて構いません。
査定相談について
総合買取専門店 にこにこ堂では、金・貴金属をはじめとした品物の査定相談を承っています。刻印の意味がわからない、そもそも金なのかどうか自信がないという状態でも、まずは状態を確認するところからご相談いただけます。
ご自宅まで伺う出張買取のほか、店頭での査定にも対応しています。品物の点数が多い場合や、持ち運びに不安がある品物が含まれる場合は、出張買取についてご相談ください。査定結果をお聞きになってから、売却するかどうかをお決めいただけます。品物の状態によって査定結果は異なりますので、気になる品物がありましたら、売却を決める前の段階でもお気軽にお問い合わせください。


